スカイコートの評判・口コミ(不動産投資)
スカイコートとは?
スカイコート株式会社は、1969年創業の老舗企業で、ワンルームマンションを中心に不動産投資サービスを手がけています。販売戸数も3万3000戸と最大規模。マンションの分譲・販売から、賃貸仲介・管理・リフォーム・保険まで、不動産投資をする上で必要となる主要サービスを展開しています。
創業者は西田鐵男(にしだてつお)。もともとは新東商事という社名で、横浜で車などの部品交換・修理を行う事業をしていましたが、1983年に不動産業界に進出。スカイコート株式会社と社名変更しました。翌1984年から投資用ワンルームマンションの販売を開始。1987年には「スカイコートホテル株式会社」を立ち上げ、ホテル業界にも参入しています。平成に入ってからはハワイやカナダ・ラスベガスなど海外でのホテル・不動産業も注力しており、高級コンドミニアムの運営なども。
2013年に西田鐵男が死去した後は、代表取締役会長として西田和子(にしだかずこ)が務めています。ちなみに元プロフィギュアスケーターで女優の西田美和は、この西田氏の娘です。
「スカイコート」ブランドの特徴
スカイコートには、プラダやロレックスのような高級なブランドバリューはありません。しかしその分、長い歴史で培ってきた経験が特徴です。
たとえば同じスカイコートでも、1988年に建てた「スカイコート大倉山」と2007年に建てた「スカイコート中村橋第2」は、部屋の作りが全く異なっています。
スカイコート大倉山の方は、部屋の広さ17m2、3点ユニットにキッチンは1口コンロと、昔の時代を感じさせる作りですが、新しい「スカイコート中村橋第2」は、20m2で独立洗面台、バストイレ別、2口コンロと、定番の設備を備えています。
このように創業50年近い歴史でマンションを作り続けてきたため、時代の最先端で高級…というブランドイメージはありません。しかし逆に見ると、各時代の設備によって、入居がどのように変わるかを常に身を持って体感してきた稀有な企業と言えます。スカイコートで不動産投資を行う場合、目新しさやデザイン性よりも、長年の経験を活かせるかどうかが重要なポイントになりそうです。
スカイコートの投資手法
スカイコートは「ワンルームマンション」による不動産投資です。
全国で展開しているため、地方に住んでいる方でも投資しやすい企業と言えるでしょう。
また築年数もさまざまなので、幅広い目的で活用できます。
たとえば都内の新築マンションに投資する場合は、単純な利回りよりも節税や資産形成・保険としての意味合いが強くなります。
一方で地方や中古物件で投資する場合、利回りを追い求めるタイプの不動産投資になります。
自分の投資フェーズや目的により、随時組み替えていくのがオススメです。
スカイコートのサービス範囲
投資マンションの販売だけでなく、賃貸仲介(入居者の募集)や管理、リフォームなども含め、スカイコートグループでのサービスが受けられます。特にマンション管理は24時間365日、電話対応を行っており、水漏れやカギ紛失などトラブルがあった時の満足度に繋がります。
また借り上げ保証(サブリース)は、34年間経ったマンションでも高い保証率で稼働しているようなので、実績について聞いてみると良さそうです。
スカイコートの入居者ターゲット
スカイコートはワンルームマンションが多いため、1人暮らしの単身者がターゲットとなります。
全国各地に存在していますが、エリアによっては単身世帯が少ない所もあるので、事前に調査が必要です。
アパートに比べセキュリティが強く、24時間の管理サービスもあるので、女性ウケが良いでしょう。
スカイコートでの不動産投資に向いている人
スカイコートにオススメなのは、以下の3つのいずれかに当てはまる人になります。
1.「地方在住」
投資マンションを買う時は銀行の融資が必要になりますが、近くに支店がないと職員が物件を見に行けないため、審査が通りにくい傾向があります。もちろん三菱東京UFJやみずほなど、大手メガバンクであればほとんどの町に支店がありますが、よほどの資産家でない限りメガバンクからのローンはまず通りません。
そのため、地方に住んでいる人は周りにある地銀や信金を利用してローンを組むケースが多くなります。
スカイコートであれば、自分の住んでいる近くにも物件がある事が多いので、ローンも申し込める店が多くなりますし、空いた時間に様子を見に行く事も出来るので、有力な選択肢になるでしょう。
2.「年収400万以上の人」
マンションの購入にローンを利用しますので、年収が審査項目として大きく影響します。
一般的には500万以上という会社が多いのですが、スカイコートは少しハードルが下がり、400万円台からチャレンジが可能です。敷居が低いので初心者にはありがたいですね。
また、年収別にマンション購入の「安全なライン」を教えてくれるのも、スカイコートの良心的なところ。
投資用マンションでも一棟まるまる持つのではなく、区分所有で1部屋ずつ持つオーナーが多いので、身の丈にあった範囲で不動産投資を続けることが出来ます。
3.「資産運用・年金・保険対策」
スカイコートは、バリバリの不動産投資家が使うというよりも、普通の個人が年金や保険代わりにマンション投資をするケースが多いです。オーナー数も2万人を超えており、ダントツの1位であることからも、一般人向けの不動産投資会社であることが分かります。
専業大家でやるよりも、サラリーマンとして働きながら資産運用のサポートとして使いたいという方にオススメです。